育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

認可園への入園条件。どこかで線引きは必要だけど、モヤモヤ…。

 近年、一段と厳しくなっていると言われる『保活』。我が家の場合は参戦こそしませんでしたが、調べている中でなんともモヤモヤした出来事に遭遇しました。

 

 <目次>

 

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第二子妊娠が判明して

 書きたいと思ってから、もう半年以上が経ってしまいました。昨年の夏頃のことです。

 

 第二子の妊娠が判明した時点での我が家の状況は、以下の通りでした。

  ①ボク…2018年3月まで育休、4月より復職

  ②妻 …2017年8月から復職済み、2018年3月から産休

  ③娘 …2017年12月で1歳、保育園へは行っておらず

  ④子 …2018年4月に出産予定

 

 一年間の育休を取ることになった昨年の4月時点では、まさか復職する頃にもう一人が生まれて、結果的に育休中より忙しくなるであろうとは、思いもしませんでした。

 

 そこで妻と考えていたのは、妻が一人で1歳半にも満たない娘と新生児を在宅で両方見るか、保育料はかかってでも娘を保育園に預けてせめて日中は新生児だけを見るか、どちらが望ましいかということでした。

 

いざ区役所に相談してみると

 我が家は今月から神戸市東灘区民となる予定でしたので、神戸市の入園条件を確認しに行きました。結論から言いますと、認可園に入るのは事実上無理だということが分かりました。

 

 正確には、「点数制を取っている神戸市では我が家の状況だとかなり点数が低くなり、子どもの多い東灘区ではおそらく入園できないだろう。また、仮に入園できても認定期間は『出産後8週間を経過する日の翌日が属する月の末日まで』となる。」ということでした。

 

点数についてはコチラ

 認可園の点数計算で最も大きいのが「夫婦共働き」(ひとり親世帯あるいは父母がいない場合は、別途計算方法あり)です。下表より、それだけでその世帯には100点×2=200が与えられることが分かります。

 しかし、我が家の場合は、

 ・〜2月  ボクが休み

 ・ 3月  2人とも休み

 ・ 4月〜 妻が休み

となっていたため、第二子に関しては共働きの期間がない」ことになります。

 

 そして、点数としては事由の②「妊娠・出産」にあたり60となるのですが、激戦区である東灘区では200点をベースにあと何点を加算できるかという感じなので、60点では話にもなりません。

 

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神戸市-基本点数表-事由(PDF)より

 

ここからが本題です

 今回の話はここでは終わりません。むしろ、点数設定についてとやかく言うつもりはありません。

 

 色々聞いてみると、極端な話、「4月1日にたった一日でも共働きの期間があれば200点を得られる」ようなのです。

 

 つまり、

  ❶ボクがあと1日でも早く復職する(実際は年度単位で動く学校では難しい)

あるいは、

  ❷出産予定日がもう少し遅く、妻の産休開始が4月2日以降

のいずれかで4月1日に共働きの一日を作れれば、我が家は200点を与えられていたらしいのです。

 

 う〜ん。

 

 仕事上、ボクが3月から復職することは考えづらい我が家では、たまたま妻が3月から産休に入ったことにより、4月時点での認可園への入園資格が事実上消失したことになります。

 一方、たまたま4月2日以降に母親が産休に入る家庭では、仮にそのまま育休に突入して長期にわたって在宅していたとしても、4月1日時点の200点を保有したまま入園資格を満たし続けられます。

 

モヤモヤの行き場がない

 制度として、どこかで区切りを付けなければならないのは仕方ありません。

 しかし、妊娠というコントロールできない事象によって、60点の家庭と200点の家庭が分かれるというのも…。(避妊うんぬんの話ではなく、授かりもの・生命は操れない、という意味)

 

 この不平等感をなくすために、「すでに入園している家庭でも、妻の産休・育休等により共働きでなくなった場合は退園すること」としてくれればいいのに!!

 

 …と一瞬考えてしまったのですが、別に「無事に入園できている人を追い出したいわけではないな」と思い直しました。

 

 望むべくは、子を預けたいと考える家庭が『保活』する必要なく預けられる社会のハズ。

 子育てをしつつ働いて社会に貢献するというのは素晴らしいことだと思いますし、育児ノイローゼ等で少し子どもと離れたいという人もいるかもしれません。

 置かれた状況は人それぞれ。子どもを家に残してパチンコ…はいただけませんが、自分と子どもの双方にとってより良い形を求めた結果であれば、どんな選択も尊重されるべきだと思います。

 

 そのためには、3〜5歳の教育無償化なんかではなく、保育士さんの給料をもっともっと上げて、保育施設と保育に従事する人の数を増やすよう働きかけて欲しいです…。

 

結局、我が家の選択は

 とまぁ色々調べて色々考えたものの、4月からは妻が在宅で子二人の世話をすることにしました。

 認可外園もいくつか見学したのですが、やはり認可園と施設の質がかなり違うことが多かったです。

 そしてなにより、片方(妻)が休みの状態で子一人を保育園に入れるとなると、共働きのときに比べて収入は落ちるのに5〜7万/月の出費が増えることになるので、さすがに厳しいかと…。。

 

 ただ、どうするかを考える中で上記のようなケースがあると知れて良かったです。

 東灘区役所からは、担当部署の複数人で話し合いましたが、そういったケースで入園できない方がいるとの訴えは初めてで、こちらとしても勉強になりました。」とのコメントを頂きました。

 

 無事に第二子が生まれれば、来年4月の一斉募集に応募することになると思います。

(ちなみに、きょうだいで同時に申し込めば3点の加点がもらえます…。)