育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

「ちゃんと寝ないと風邪引くよ!」は、データでも示されていた!

 睡眠時間は大切。疲れも取れないし、頭も回らなくなるし、抵抗力も落ちるし…なんて、今や常識中の常識ですよね。ですが、僕自身はそれをあまり『データ』で見た記憶がなかったので、非常に興味深い結果でした。

 

<目次>

 

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『働き方改革』がようやく

 広告業界や教員を中心に、最近ようやくその声が高まりつつあります。他業界から転職して教員になった身としては、早々に「教職員の数が足りなすぎる」と思っていましたので、本当に「ようやくか…。」という感じです。同時に、この灯を消してはいけないとも思います。

 

 「教職員の数を増やしてくれ!!」という話をここで始めると本題にたどり着けないので、もしご興味があればこちらをご覧ください↓↓↓

ikukyusensei.hatenablog.com

 

 さて、長時間勤務から命を守る一つの方策として、『勤務間インターバル』という言葉を耳にするようになりました。終業から次の始業までに一定時間以上の『休息』を設ける、というものです。

 12月2日付の朝日新聞の土曜日版「be」に、この『勤務間インターバル』についての記事が載っていました。その中で、睡眠時間と風邪の関係を調査した『データ』の紹介がされていました。

 そこで、前職のMR時代の教えである「論文の引用や抜粋だけを見て鵜呑みにせず、元論文を確認せよ」を忠実に守って、元論文を探してみました。

 

その『データ』とは

 調べてみると、確かにありました!2015年9月1日にアメリカで発行された『SLEEP』(そのまんま!)という雑誌に掲載された論文のようです。

 サプリメントを扱う「ヘルシーパス」という会社のスタッフブログで、この論文の要旨を和訳してくださっていました。元論文のPDFも、そこにリンクが貼ってあったので見つけることができました。有り難うございました。

ameblo.jp

 

 元論文はこちら↓↓↓

http://docs.dpaq.de/9524-prather_et_al.pdf

 

結果を簡単にまとめると

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「Behaviorally Assessed Sleep and Susceptibility to the Common Cold」より

 

 あいにく英語論文をスラスラと読めるほどデキるMRではなかったので、最も注目すべき箇所だけを抜粋しました。

 

 上の棒グラフによると、まず風邪にかかった人の割合は、

  • 5時間未満…約45%
  • 5〜6時間…約30%
  • 6〜7時間…約23%
  • 7時間以上…約17%

 

 そして、7時間以上のグループを基準としたとき、他の3グループの風邪のかかりやすさは、

  • 5時間未満…4.50倍
  • 5〜6時間…4.24倍
  • 6〜7時間…1.66倍

となっていました。

 

 つまり、ものすご〜く平たく言うと「平均睡眠時間が短い人ほど、風邪にかかりやすかった」ということです。

 

自分の働き方を思い返すと

 最後に、育休に入る前までの4年間を振り返ってみました。MR時代と比べて大きく変わったのが、「体調を崩すことが圧倒的に多くなった」ことです。

 学生時代はいわゆる「皆勤賞」の年も多く、決して病弱な方ではありませんでした。MRとして働き始めてからも、体調を崩して欠勤することはおろか、体調を崩した記憶すらないぐらいです。

 ですが、この『教師』という職に就いてから、頻繁に体調を崩すようになりました。

 

 「声が出ない」「咳が止まらない」などは、普段から非日常的なボリュームの声を出し続けているからかもしれません。しかし、30歳の若さで2度『肺炎』になったときは、自分でも驚きました。。

 

 疲れや不摂生、ストレスなど病気を引き起こす原因は様々ですが、今回の『データ』を見て、慢性的な睡眠不足状態だった生活を反省しました。体の抵抗力や自然治癒力を高く保っておくためには、『一』に睡眠、『二』に睡眠なんだと再認識できました。

 

 ただ、早く寝ようにも仕事が終わらないことがしばしばあります。なんとか業務量を減らして欲しい、そのためには教職員の数を増やして欲しいです。

 

 アレ、話が回る…。