育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

エレベーターガールさんに感謝。優先エレベーターに乗れました。

 先日、ヤボ用であべのハルカスに行ったときのこと。『優先エレベーター』は名ばかりのモノになりがちですが、エレベーターガールさんのおかげでスムーズに乗ることができました。

 

<目次>

 

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これまでの認識を反省

 正直、「果たして必要な仕事なんかな…??」と思っていました。

 

 エレベーターガールさんのことです。

 

 最近のエレベーターはすごく気が利いていて、階を指定するボタンはドアの両側だけでなく、両サイドの壁にまで付いていることもしばしば。

 混み合いすぎてボタンが押せないなんてことはまずないし、仮に押しづらくても「すみません、◯階お願いできますか?」とでも言えば、大抵は誰かが押してくれる。

 まぁその一言が出ないという人もいるでしょうし、たまには上階行きと下階行きを間違えることもあるから、そんなときぐらいは必要かな…。

 

 それぐらいの認識でした。

 

 でも、先日のあべのハルカスでの “あの” エレベーターガールさんの働きを見た後では、そんなことは口が裂けても言えなくなりました。

 

実に細やかな仕事ぶり

 『優先エレベーター』でよくあるのが、ベビーカーでも高齢者でも車椅子でもない人が、我が物顔で占領していること。世の子連れの皆さんの中には、「じゃない方の人」で満員になったエレベーターを何度も見送った経験がある、という方も多いのではないでしょうか。

 

 あべのハルカスのセンターエレベーターは違いました。

 3基ある左端が『優先エレベーター』で、そこにはエレベーターガールさんが常駐しておられます。

 

 その日、ボクと妻、そしてベビーカーに乗った娘は、最上階の14階から降りていました。

 『優先エレベーター』に乗るのもしばらく待ちましたし、隣の一般エレベーター2基にも列ができていました。これが各階に止まるのですから、乗るだけでも大変です。

 

 そんな中、エレベーターガールさんはまず、12階でベビーカーが数台乗ってきた際、

 「奥までお進み頂き、ベビーカーを縦に並べて頂けますか?

と声をかけられました。すると、我が家のベビーカーを含めて3台が綺麗に収まりました。

 

 それから、感心したのは8階で止まったときのことです。

 おそらく一般エレベーターの方で長らく待っていたと思われるおっちゃんが、何食わぬ顔で乗り込もうとした際、

申し訳ございません、こちらは『優先エレベーター』となっております。お隣のエレベーターをお待ち頂けますか?

と、やんわりとお断りされました。

 

 それに対して、おっちゃんが、

そんなん言うたって、隣も全然来えへんもん。どんだけ待ってると思ってんねん。

と軽く因縁をつけてくると、加えて一言。

 

お待たせして申し訳ございません。4階で、ベビーカーの方が2組お待ちです。もうしばらく、あちらのエレベーターでお待ちください。

 

「ぐっ…ん…」。これには、おっちゃんも言い返すことはできませんでした。

 

一つだけ心残りが

 この日ほど、エレベーターガールさんの必要性を感じたことはありませんでした。

 それまでは、誰も聞いていない各フロアの案内を一方的に喋るだけ(失礼な言い方ですみません)の場面しか見たことがなかったからです。

 

 そのときに乗ってくる客の交通整理だけでなく、どの階で何組の客が待っているかの把握までしておられたとは、恐れ入りました。

 きっと彼女がいなければ、『優先エレベーター』には「じゃない方の人」が我先にと乗り込んで、本当に利用したい人が利用できない状態になっていたことでしょう。

 

 一つだけ心残りがあります。

 

 4階でさらに2組が乗ってこられた際、さすがにスペースが少なくなってきたので、ボクは娘のベビーカーを妻に任せて降りることにしました。

 

 バタバタと出てしまったのですが、もし、もう少しお客さんが少なくてゆっくりと降りることができていたら、一言でも労いの言葉をおかけしたかったな、と思いました。

 

 あのときのエレベーターガールさん、有り難うございました。

 

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