育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

勤務校の運動会を『観客』として観覧するという、貴重な体験。

 昨日、9月24日(日)。快晴に恵まれて、ボクの勤務校では運動会が開催されました。4月に育休が始まったときから半年間、この日を楽しみにしていました❤︎

 

<目次>

 

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慣れない『来賓席』からの観覧

「その日は朝から見に行かせてくれ!!」と、妻には半年前からお願いをしていました。久しぶりに子ども達に会えるということで、前日はワクワクしすぎて少し緊張するほどでした。

 

 さて、当日。9時開始だったので、8時前には家を出て、学校へ。手には、腕がちぎれそうなほど重い差し入れを持って。

 正門に到着すると、ご無沙汰していた保護者の方々の面々が。

 「先生、育休はどう??

 「受付って何か書いてもらうんかな…?

 「そんなん顔パスや、顔パス!

とかなんとか言われながら、すんなりと中へ。早速、職員室に顔を出し、軽く挨拶。

 

 すると、『来賓席』に座って良いとのこと!これは助かります。昨日は日差しが強かったのですが、来賓席にはテントが付いているからです。

 また、昼過ぎには妻が娘を連れて来てくれる予定だったので、それにも最適な場所。有り難く座らせてもらいました。

 

いざ、開会!!

 当たり前ですが、ボクは3月末に昨年度を終えて育休に入ったので、子ども達はみな学年が1上がっています。顔を見知った子どもはたくさんいるのですが、自分の中の記憶と現在の学年にズレがあるので、まずはそれに慣れるのに一苦労。

 

 今回楽しみだったもう1つの理由は、勤務校の運動会を『観客』として観覧するという、貴重な体験ができるから

 いつもだったら役割や進行、担当学年の演技や児童の態度などが気になって仕方ないところですが、昨日ばかりは『観客』として純粋に楽しませてもらいました。

 

初めて気になったこと

 昼過ぎに、妻と娘が到着してからのこと。

 妻が「そろそろオムツを替えてあげたいねんけど。」と言うので、予め用意していたビニールシートを持って、校舎の人気のない場所へ。

 

 …そうです。運動会では、オムツを替えたり授乳したりする部屋を用意していないのです。

 ビニールシートやタオルケット、授乳ケープなどがあれば何とでもなるのですが、「運動会に我が子を連れて行く」という初めての経験がなければ、恥ずかしながらそんなところに考えをめぐらせたこともありませんでした。

 

 その後、同じく運動会を見に来ていた元同僚の女の子にそれを話してみたところ、「確かにそうですね!まぁでもこれまで要望に上がってきたこともないので、みんな『そんなもん』やと思ってるんじゃないですか?」と言われました(全く嫌な言い方ではありませんが)

 それもそうかなとも思ったのですが、様々な施設で育児スペースの設置が進んでいる時代です。育児の根幹を担う『学校』という場所ですから、そういった設備は当たり前のように整っていても良いのにな、とは思いました。

 保健室などの特別教室を開放すれば、用意できないわけはないハズなので。

 

 これも、育児休暇を取ったからこそ分かったことの1つになるので、現場に戻ったときに積極的に提言していかないとな、と感じました。

 

行こかな、戻ろかな

 余談ですが、ボクは今年度が教諭*1として4年目に当たります。大阪市では、初任校で4〜6年間勤務すると異動することになっているので、ボクは希望さえすれば来年度に異動することもできます。

 校長には「年末のヒアリングでどうしたいか聞くから、考えといてや!」と言われているのでずっと頭にはあるのですが、いくつかの要素を検討しつつまだ悩んでいます。

 

 でも、久しぶりに3年生のときに担任をしていた(今は5年生の)子ども達に囲まれて、

 「先生、来年は戻ってくるやんな!?

 「絶対、担任になってや!

とかなんとか言われると、その嬉しさのあまりモーレツに戻りたくなります。

 保護者からも「来年必ず戻ってくるように、奥さんからも言っといてくださいね!」と、なぜか妻が頼まれたりして、有り難いお言葉をたくさん頂戴しました。

 

 「人間、求められるうちが華」ですから、そう言ってもらえるところに身を置いた方が良いのかも。

 

 ただ、同僚の教員の言葉は鵜呑みにしてはいけません。

 同じ「来年は戻って来てね!」という言葉でも、「この人はホンマに良く思ってくれてるんやな。」という人から「あー…明らかに社交辞令で言うとんな…。」という人まで様々なので、昨日はその見極めに少し神経を使いました(笑)。

 

《以下、脚注》

*1:教員採用試験に合格して、各自治体の教育委員会に採用された教員。

   参照:育児休暇取得者の穴を埋める『講師』って、どんな立場? - 育休先生。