育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

高学年の体育にイチオシ!『アルティメット』その2 〜準備編〜

 今回は、ぜひ高学年の体育(ゴール型種目)に取り入れて欲しいスポーツをご紹介します。最高にエキサイティングで、運動量も抜群!!その名の通り ”究極” の競技、『アルティメット』です!!

 

<目次>

 

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一般社団法人日本フライングディスク協会」HPより

 

「その1 〜概要編〜」はこちら↓↓↓

ikukyusensei.hatenablog.com

 

一番はじめに準備したもの

 『アルティメット』に必須で、かつ、あえて購入しない限りは学校にないもの。それは『フライングディスク』です。公式に使われるディスクは、以下のようなものです。こちらは、ディスクラフト社製の『ウルトラスター』というディスクだそうです。

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一般社団法人日本フライングディスク協会」HPより

 

 今思えば、6年生であればこのような硬い素材でやってみても良かったのですが、初めてだったこともあり柔らかい素材の『ドッヂビー』を30個ほど購入しました。

 メリットケガのリスクがほとんどないことですが、デメリット風の影響を受けすぎることです。

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Amazon」HPより

 

最初に子ども達に見せた動画

 『アルティメット』を知っている児童はなかなかいませんし、口で説明するのは非常に難しいです。ということで、動画を見せるのが一番でしょう。

 動画サイトにはいくらでもアップされていますが、ボクは以下のものを使わせてもらいました。口頭での解説も交えながら見せていったところ、終わった頃には「早くやらせてくれ!!」と言わんばかりに目をギラギラさせていました🎶


5分でわかるアルティメット

 

チーム分けとコートの大きさ

 公式ルールでは1チーム7人制ですが、そこは他の競技同様に「学級の実態に合わせて」で良いと思います。ボクが昨年度に受け持った6年生のクラスはちょうど30でしたので、5×6チームという編成にしました。

 

 コートもチーム分け同様に学校事情によるかと思いますが、まずは公式の大きさを載せておきます。

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「2017年発行世界フライングディスク連盟(WFDF)アルティメット公式ルール」より

 

 かなり立派なコートです。正式には『プレイングフィールド』と呼ぶそうです。

 ボクの勤務する学校は運動場が小さいので、36チーム分)をパンパンに取って、10m×20mぐらいだったと思います。外側の四隅と、サイドラインとゴールラインが接する4点にミニコーンを置き、水線で繋いでいました。

 エンドゾーンは、大人の足で4取っていました。これは個人的な感覚ですが、エンドゾーンは広めの方が面白いです。動画にもあるように、「スペースに投げて味方が走りながらキャッチする」というのが魅力の一つなので、「エンドゾーンが狭くてなかなかその間に投げられない」よりは、お互いがゴールを奪い合える方が盛り上がれると思います。

 

勝ち負けの決め方

 公式ルールでは【15点を先取したチームの勝利】となっていますが、授業では得点数で縛ると時間が読めません。そこで、【決まった試合時間内に得点を多く取ったチームの勝利】という、サッカーやバスケットと同じ方式を採用していました。

 

授業で用いたルール 

 「その1 〜概要編〜」では、子ども達への説明用の動画を載せています。競技の全体像は、そちらをご覧頂ければすぐに分かると思います。

 ここではもちろんルールの全てではなく、授業を進めていく中で紛らわしかったものや子ども達から質問があったものに絞って紹介します。

 詳細は、以下のリンクからご覧頂ける『2017年発行世界フライングディスク連盟(WFDF)アルティメット公式ルール』に書いてあります。ボクも分からないときは、こちらを参照していました。

http://www.jfda.or.jp/web/wp/wp-content/uploads/2017/05/RuleUltimate-2017_v1.1.pdf

 

 (カッコ内は、公式ルールの項数と一致しています)

・プル(スローオフ)後のディスクの扱いについて(7.7)

 ディフェンスが投げたディスクは、オフェンスが直接取っても良いし、落ちるのを待って取っても良い。取った瞬間からプレイ開始。

 

・10カウントでのファールについて(9.1/9.2/9.3.2)

 マーカーの「10カウント」は、各カウントの間隔を1秒以上にし、相手に聞こえるように数えなければならない。また、相手の3m以内でマークをしなければカウントは有効ではない。

 

・ディスクをキャッチしてからフィールド外に出たらどうなるか(11.3.2)

 ディスクをキャッチした瞬間がフィールド内(イン・バウンズ)であれば、そのまま勢いでフィールド外アウト・オブ・バウンズに出たとしても、ディスクはまだ有効である。

 

・ディスクを投げずに直接手渡ししても良いか(13.2.3)

 ディスクを所有する選手が動けないからといって、助けるために近くへ行き、直接手渡しをしてはならない(ターンオーバー)。所有権は相手に移る。

 

・マークの付き方について(18.1.1.2/18.1.1.3/18.1.1.5)

 相手のピポットを邪魔してはならず(ストラドル)、最低でもディスク一枚分の距離を空けなくてはならない(ディスクスペース)。また、相手の3m以内にマーカー以外のディフェンスが入り、1対2でマークをしてはならないダブルチーム

 

「その3 〜指導編〜」はこちら↓↓↓

ikukyusensei.hatenablog.com