育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

1年間の育児休暇、その1/4の3ヶ月を終えて。

 4月1日より始まった1年間の育児休暇。その1/4の3ヶ月が終わりました。今しか書けない感触を、メモ代わりに記しておきます。

 

<目次>

 

 最初の10日間を終えた感触はこちら↓↓↓

ikukyusensei.hatenablog.com

 

f:id:ikukyusensei:20170627170459p:plain

 

 二人で育児休暇を取ることの難しさ

 今、こうしてブログを書けています。

 勤務していた頃のように残業や持ち帰り仕事がないので、これまでまとまった時間が作れずできなかったことに取り組んでいけるのは、とても嬉しいことです。

 

 でも、それができている理由は、「妻が実家に帰ったから」の一点に尽きます。

 

 

 

 

 

 …3ヶ月経つと、10日終了時点とこんなに対照的な書き出しになるとは。

 (参照:1年間の育児休暇、最初の10日間を終えて。 - 育休先生。

 

 とはいえ、非常に学びの多い3ヶ月でした。これまでのように仕事をしながらでは、きっと味わえなかった幸せに出会え、きっと分からなかった妻の大変さを感じることができました。 

 

 家事ももちろんなのですが、やはり何と言っても娘に関することです。

 どんな風に日中を過ごしていたかというのもそうですし、夜から早朝にかけての娘の生活リズムもよく分かりました。

 

 でも、ボク自身が育児と家事に関わる時間が増えたことによって、ボクの中にも「あぁしたい、こうしたい」が増えてくるんですね。それに伴って、衝突することも多くなってきます。それが積もり積もって、今の状況に至ったのだと思います。

 

それでも、得るモノの方が大きい

 これからまた何があるか分からないので、『現時点でということにしておきますが、やはり育休を取ってみないと知り得ない世界があると思います。

 

①まずは、子どもの成長をリアルタイムで見守れる。これが一番じゃないですかね。

 平日・休日、あるいは昼夜を問わず、「今、笑った!」「寝返り、できた!」「か、可愛い声…♡」などと、常に感動や幸せが転がっています。

 

②それから、育児・家事の大変さが分かる。これも大きな効用です。

 育児も家事も、極めて『日常』的な行為です。どれだけ「日頃できない代わりに休日はやってるよ!」という人でも、それは決して日常ではないと思います。どちらも、「毎日繰り返されることの大変さ」があるなぁ、とつくづく実感しています。

 

③そして、平日に外に出ると、「いかに女性ばかりが育児・家事を担っているか」がよく分かります。

 公園、区民センター、健康診断、予防接種…etc。どこへ行っても本当に女性ばかりで、たまにパパに出会うと勝手に『同士』のような親近感を覚えてしまいます。

 

 「その代わり、男性は外で働いてるんだからいいだろ!」って?

 残念ながら、あなたのその仕事は女性にもできます。多くの仕事において、「男性にしかできないというのは幻想」とボクは思います。

 ですが、一方で確実に女性にしかできないことはあります。授乳、そして「母の温もり」です。

 

 「なんだ、そのふわっとした答えは!」と思われるかもしれませんが、これは間違いなく存在すると思います。実際に娘を育てていると、よくそのような場面に遭遇します。

 

選択肢が存在することが大切

 ボクは、全ての男性が1年間の育児休暇を取るべきだとは思いません。

 家庭によって、「ウチは完全分業制で、夫は働いて妻は専業主婦になるのが良い!」とか「ウチは妻が時短勤務をして、夫は週に2日だけ早く帰って来るのがベスト!」など、それぞれに合ったものを選べば良いと思います。

 

 そこで大切なのが、「あらゆる選択肢の中から、②双方が納得した上で、選択できたか」です。

 現在の日本では、出産によってキャリアを諦めることになってしまう女性や、育児や家事の負担が女性に偏りすぎている家庭が多く存在します。その理由は、「育児や家事は女性がするもの」という概念があるからです。

 

 先に書いたように、女性にしかできないこともあります。しかし、それは僅かです。

 もし、どうしても夫では泣き喚く子どもをあやせないのなら、妻にお願いしてその間に皿でも洗えば良いと思います。妻が授乳をしている間に、掃除機でもかければ良いと思います。

 お互いがほとんどのことをできるという前提で、それぞれの家庭に合った生活をプランニングできるのであれば、それは素晴らしいことです。

 

 そしてその中に、「夫が育児休暇を取得する」という選択肢もあって然るべきだと思います。

 

 今、それが上手くいかずに妻が実家に帰ってしまったボクには説得力の欠片もありませんが、最近はそんなことを考えています。