育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

父、娘を一人でお風呂に入れる大変さを知る。の巻

 育児休暇開始から2ヶ月ほどが経ち、昨日は初めて「一人で」娘をお風呂に入れてみました。世の中はまだまだ「パパが帰るまでにママが一人で入れる家庭」が多い中、大変貴重な経験になりました。

 

<目次>

 

お風呂大臣の仕事

 普段、娘をお風呂に入れるのは、基本的にボクの担当です。これは、家でのお風呂が大嫌いなボクが放っておけば寝る直前まで入らないのを見かねた妻が、娘となら必然的に早い時間に済ませられるからと、気を利かせてお風呂大臣にしてくれたのでした。

 

 我が家のいつもの流れは、

  1. ボクが先に入り、自分の事を済ませる
  2. その間、妻が娘の面倒を見てくれている
  3. お風呂から呼ぶと、妻が娘の服を脱がしてお風呂場まで連れて来てくれる
  4. 娘の頭や体を洗う
  5. 終わると、また妻が娘を引き取ってくれる
  6. 外では妻が保湿クリームを塗ったり白湯を飲ませたり、服を着せたりしてくれる
  7. ボクはのんびりと自分の体を拭き、服を着る

という感じです。がボク、グレーが妻の担当です。つまり、好きなペースで動けるお風呂大臣より、ボクに呼ばれて動き、出てからも仕事の多い妻の方が実は大変なんです。これで大臣とは、情けない。

 

 では、「一人で」とは、どこからどこまでを指すのか。それは、1〜7の全てです。その全てを行うのは、恥ずかしながら初めてのことでした。

 

悪夢の20分間

 妻の友人にベビーバスチェア(お風呂場等で濡れても良いもの)を借りていたので、ひとまずそこに寝かせて、一緒に浴室に入ります。

f:id:ikukyusensei:20170629180750p:plain「日本育児」HPより

 まずは、娘にシャワーの水がかからないように、 慎重に自分の頭を洗います。水の隙間から、時折チラッと娘を見ます。よし、泣いていない。大丈夫。

 次に、トリートメントをします。チラッ…まだ、泣いていない。大丈夫。

 よし、ここまでは順調だ。早いうちに体を洗って…おっと、娘が体をよじるもんだから、だんだん下にずり落ちていくではないか。そうか、ベビーバスチェアには固定ベルトがないんだった。

 「こらこら、そんなに動いたら…。」と、顔を近付けると…い、いつの間に顔がこんなビショビショに…!? 

 

…はっ!父、裸眼だった…!!

 

 そんなに濡れているとはつゆ知らず、のん気に髪の毛に潤いを与えていたよ。。すまない、娘。

 

 気を取り直して、体を洗おう。 …ん?そういえば、少し前から小刻みに震えているような…?寒いのかな?少しお湯をかけてあげよう。

 もう少し、もう少し…「もうちょっと待ってね〜。」と、つい口にも出てしまう。

 それにしても、やけに震えるな…。まぁいい、ようやくパパも体を洗い終えたよ。さて、お待たせ!「はい、じゃあ頭から流していこうね〜…。」と抱きかかえた瞬間。

 

娘の体が、凍っているように冷たいではないか!!

 

 えっ…なんで…!?!?焦る、父。必死に頭を回す。そして、気付いた。

 

 お風呂場のドアの下側に、何本か線状の隙間が!!まさかの隙間風だ!!!!そこは盲点だった…。再びすまない、娘。 

 

 そこからの娘は、絶好調だった。嵐のように泣くのだ。そりゃ寒かったろう。早く湯船に浸からせてあげたいから、そのためには頭や体を早く洗い終わる必要がある。もちろん、娘にそんな理屈が通じるハズもない。

 

 危ない瞬間もあった。いつもは寒くないようにと、胸と腕を洗っては流し、足を洗っては流し…と小分けにするのだが、この日は早く洗い終えたい一心で、全身を一気に洗ってみた。

 相変わらず、泣き叫ぶ娘。体を精一杯よじる。すると、どうなるか。娘がボクの膝の上で滑り、踊るのだ。…理由は言うまでもない、ボディーソープのせいである。落としそうになりながら格闘し、なんとかシャワーで洗い流すことに成功した…。

 

 こうして、ボクの初めての『一人お風呂』は幕を閉じた。最後は藁をもすがる思いで妻を呼び、娘を引き渡したことはご想像に難くないだろう。結局、一連の流れを一人で担うことはできなかった。

 

『一人お風呂』は本当に大変!!

 というわけで、多くの学びがあった20分間でした。世の中には、パートナーの帰りが遅く、止むを得ず一人で幼いお子さんをお風呂に入れておられる方も多いでしょう。それがいかに大変なことか、身をもって体感できました。

 自分はというと、実は、妻と娘が実家から戻ってきた2月中旬から、育児休暇に入るまでの1ヶ月半ほどの生活を覚えていなかったので、妻に聞いてみました。

 すると、なんとか娘のお風呂の時間までに帰って来て、入れていたとのことでした。そうだ、退勤時間を無理やり早くして、帰って来ても持ち帰り仕事がしづらいために、仕事量がグッと減ったんだった。思い出しました。

 それでも、やはりどうしても帰れず、妻に任せたときも何度かありました。今更ながら、改めて感謝の言葉を伝えた昨日でした。

 

サポートグッズを一つ紹介

 お風呂の後に妻と、「どうすればもう少し楽になるのか」について話をしました。冬生まれの娘。お風呂に入れる際の最大の障害は、「寒さ」です。6月に入った昨日でさえ、お風呂場の下で震えていました。

 そこで、首が座っていない、あるいは、一人で座れない赤ちゃんでも、湯船に浮かせておけるグッズがあれば良かったのではないか、という話になりました。

 下の浮き輪はSwimava Japanから発売されているモノで、首周りにフィットする『首リング』は3,000(税抜)、胴回りにフィットする『胴リング』は3,200(税抜)。今からでも買うかどうか、妻と話し合います。 

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「Swimava」HPより 

swimava.jp