育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

自分自身の話。その5「小学校での勤務開始〜育児休暇取得」

 2017年4月1日より開始した、この「育休先生。」というブログ。少しまとまった時間が取れたので、自分自身について書くことにしました。小学校教員という仕事に就くまでの変遷や、育児休暇を取得するまでの過程をお伝えできたらと思います。

 

 その4はこちら↓↓↓

ikukyusensei.hatenablog.com

 

 

晴れて『担任』になった

2013年4月 27歳(社会人6年目、教員1年目)

 ボクは間違いなく、教壇に立っていた。4年生の担任になった。非常に月並みな感想だが、「やればできるんだな。」と思った。教員免許を持たずに社会人になった自分でも、教員になるために必要なプロセスをきちんと踏めばなれるんだ、と感動した。

 

教員採用試験のことをサラッと

2013年5月 27歳(社会人6年目、教員1年目)

 翌年度採用分の教員採用試験に、出願した。

 

2013年7〜8月 27歳(社会人6年、教員1年目) 

 採用試験の受験は初めてだったが、現時点で『講師』として僅かでも現場を知っているという強みが、少しばかりの余裕になった。試験の記憶は、ほとんど残っていない。強いて覚えているものを挙げるなら、音楽の実技試験で「上を向いて歩こう」をギターで弾き語りしたことぐらい。

 

2013年9月 27歳(社会人6年目、教員1年目)

 インターネット上で、無事『合格』の2文字を目にした。嬉しいのと同時に、「来年度から正規採用になったら、学校は異動になるのかな…。もしかしたらクラスの子ども達とも、今年度限り…?」という思いが頭をよぎった。それからはずっと頭の片隅で、来年度以降のことが気になっていた。

 

来年度以降も同じ学校に残ることが決定

2014年3月 28歳(社会人6年目、教員1年目)

 運良く、来年度以降もそのまま勤務できることが決まった。現在の大阪市の場合、新任としての1校目は4〜6年、2校目以降は7〜10年で異動することになっている。ボクの場合、早ければ平成30年度に異動となる。

 

「教諭」としての勤務が始まる

2014年4月 28歳(社会人7年目、教員2年目)

 この年から、『教諭』として勤務。学年持ち上がりで、5年生の担任に。

 

2015年4月 29歳(社会人8年目、教員3年目)

 3年生の担任に。理科・社会、習字、リコーダーなど『初めて』が多く、担任としては面白い。 

 

2016年4月 30歳(社会人9年目、教員4年目)

 6年生の担任に。1〜5年の下地のある子ども達を、思春期真っ盛りの6年生でいきなり受け持つのは、なかなか大変。でも終わってみれば、最高学年ならではの取り組みや行事がたくさんあり、「次もまた6年生を持ちたい!」と思えるほどやりがいのある学年だった。

 ちなみに、この4月に妻の妊娠が判明した。12月下旬の出産予定だった。

 

ボクが育児休暇を取得することになった流れ

2016年6月 30歳(社会人9年目、教員4年目)

 フルタイムで働く妻と、出産後の復帰プランについて話し合い。

 ボクの中では、せっかく小学校の教師という恵まれた職に就いたのだから、「育児休暇を取る」という選択肢は以前から頭にあった。「恵まれた職」と表現した理由は、3点ある。

 1点目は、よくニュースなどで見聞きする「育児休暇が出世に与える影響」が、ほぼ皆無だということ。ここは、一般的な民間企業と大きく違う点かもしれない。

 2点目は、年度ごとに区切りがある小学校の性質上、「4月から3月までの1年間」というまとまった休み方ができるということ。逆に年度途中で担任が変わるのは、子どもにとっては落ち着かない。

 3点目は、「『男女平等』を謳う学校教育の現場」において、男性の育児休暇取得に対して嫌な顔をするわけがないということ。むしろ、世間一般に推し進めていかなければならない立場である。

 

 以上をふまえた上で、ボク自身がどう考えているかは言わずに、まず妻に「どうしたい?」と聞いてみた。すると、「すぐにでも働きたい。家にずっとおるのは嫌や。」と答えたので、「じゃあ、俺が休み取ろか?」という流れになった。

 

2016年8月 30歳(社会人9年目、教員4年目)

 まだ子どもが生まれる前ではあるが、人事の都合を考えて、できるだけ早めに校長・教頭には伝えておこうと思っていた。小学校にとって8月は、日々の喧騒から離れられる時期である。

 校長室に入って、

あの〜…妻が妊娠しまして。もし無事に生まれれば、来年度お休みを頂きたいのですが、宜しいですか…?」。

と恐る恐る話すと、校長は即答で、

それは『権利』やからね。お願いすることでもお伺いすることでもないよ。

と、有り難い言葉をかけてくれた。

 

2017年4月 31歳(社会人10年目、教員5年目)

 育児休暇、開始。

 

ご静読(?)、ありがとうございました。

 かなり長くなってしまいましたが、もしここまでお読み頂けたのであれば、大変ありがとうございました。どこか一部分でも関心を持って頂けていたら、嬉しい限りです。