育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

我慢できないシリーズ その1 「『先生』、やめませんか?」

本日の主張

子ども達以外の、同僚や外部業者の方々。教師を『◯◯先生』と呼ぶのはやめませんか?

 

<目次>

 

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転職して、まず驚いたこと

 ボクは転職して、教師になりました。だから、子ども達から初めて「先生〜!」と呼ばれたときは、嬉しく感じたと同時に責任感が芽生えたものです。

 驚いたのは、同僚の教員や学校に出入りする外部の業者の方々からも、「先生!」と呼ばれることです。以前勤めていた民間企業で「呼び捨て」か「◯◯くん」か「◯◯さん」で呼ばれていたボクにとっては、違和感しかありませんでした。

 

ボクは『あなたの先生』ではない

 なぜ違和感があるのか、しばらくは自分でもよく分からなかったのですが、考えた末にようやくその理由を言葉にすることができました。

 「『先生』というのはあくまで子ども達にとっての『先生』であって、同僚や業者の方々にとっての『先生』ではないから」です。

  1. 後輩からの「◯◯先生!」→キミの『先輩』ではあるけど、キミの『先生』ではない
  2. 同い年からの「◯◯先生!」→壁を感じすぎて、仲良くなられへんからやめて
  3. 上司・先輩からの「◯◯先生!」→いや、あなたの方が ”先” に ”生” まれてますけど
  4. 業者さんからの「◯◯先生!」→気を遣いすぎやし、ヨイショが見え隠れしてる

 

以前が『先生』と呼ぶ仕事だっただけに

 ボクは教師になる前は、製薬企業でMR(Medical Representative=医薬情報担当者)という職種に就いていました。病医院や調剤薬局を訪問して薬剤の情報を届ける仕事でしたので、取引の相手は医者や薬剤師。こちらが常に『先生』と呼ぶ立場でした。

 まさか数年後に、自分が『先生』と呼ばれる職業に就くとは。

 

だから ”勘違い” する教師が増えるのでは?

 実際に教師として働いてみて思ったこと。それは、教師の世界って本当に閉鎖的で排他的だということ。「『自分は偉い』『自分の考えが一番正しい』と思ってるんやろうなぁ…。」と感じる教師にも、しばしば出会います。

 持論ですが、その原因は「周りからいつも先生と呼ばれて、”勘違い” してしまうから」だと思います。だって、学校運営について話し合うような忌憚のない意見交換が必要な場や、上司が部下に指導するような多少の厳しさが必要な場でも、「◯◯先生は、…。」なんですもん。子どもに呼ばれ、保護者に呼ばれ、同僚の教員に呼ばれ、外部の業者さんにも呼ばれ…。

 

 少なくとも、教師同士が「◯◯先生」と過度に敬い合い、遠慮しながら敬語で話しているうちは、本音でぶつかり合う『チーム』は作れないだろうなぁ、などと個人的には思うのであります。