育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

小学生の「将来の夢」に、「ユーチューバー」登場。

 今回気になったのは、学研教育総合研究所が先ごろ発表した「小学生白書web版2016年9月調査」の結果。2010年9月の調査に始まり、年1、2回のペースで行われ、今回で10回目の発表となるようです。こちらを勝手に解説します!

 

<目次>

 

調査の概要

 調査テーマは、「小学生の生活・学習・グローバル意識に関する調査」。特に、「将来つきたい職業にユーチューバーが登場した!」という部分が注目を集めています。とはいえ、その回答の割合は0.5%。あくまで「登場した」という点が話題になっているようです。

 

 以下はこの調査の中から、ボクが昨年度担任をした学年と同じ6年生の回答を抜粋したものです。 

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さて、問題です

 この表には載せていない、6年男子の51%・6年女子の32%を占めた「将来つきたい職業」は何だったでしょう?

 

 

 

 

 

 

 それは、「わからない」です。

 しかも、そう答えた子どもの割合は、学年が上がるにつれて上昇する傾向にあったのが面白いところ。調査結果では、「(小学6年生ぐらいになると)自身が何をやりたいのか、迷い始める子も多いようだ」とまとめていました。

 

「つきたい職業」の他にも

 この調査、「つきたい職業」という項目はごく一部で、他にも、

  • 放課後の過ごし方(LINEやメールの利用時間)
  • おこづかい(金額と使い道)
  • 外国に行きたくない理由
  • 夏休みの宿題(いつやったか、自分でやったか)

など、興味深い項目がたくさんあり、現代の小学生をうかがい知るにはもってこいです。是非、一度ご覧になってみては?

www.gakken.co.jp

 

ちなみに、ボクのクラスでは 

 6年生の担任をしていると、卒業式や卒業アルバムなどで子ども達の夢を目にする機会があります。

 ボクのクラスの子ども達で最も多かったのは「スポーツ選手」で、男女合わせて30人中7人。

 それ以外にも、上記ランキング内では「ゲームデザイナー」「パティシエ」「看護師」「教師」などが、ランキング外では「水族館の飼育員」「アニメーター」「美容師」「ウェディングプランナーなどが挙がっていました。

 そして、「ユーチューバー」と答えたのは30人中1人でした。

 

 ボクが小学6年生だった1997年は、youtube自体存在しませんでした。「今後20年で、日本の労働人口の約49%が就いている職業がAI等に代替可能」だとも言われる時代。具体的な夢を描いて生きていくこと自体、難しくなっているのかもしれません。