育休先生。

「イクメン」という言葉がなくなる日を目指して。

1年間の育児休暇に対して、「すごい」やら「さすが」やら。

 ボクは小学校の教師をしています。まだ1年間の育児休暇は始まったところですが、ここ数日間の周りの反応を記しておきます。

 

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驚かれるのも仕方ない

 知り合いに「4月から1年間、育休取るねん。」と伝えると、

「えぇ〜!!すごい!!」

「さすが、イクメン!!」

といった反応が返ってきます。 

 それもそのハズ、現在の日本における「男性の育休取得率」は、驚きのたった2.65%しかも、この2.65%は全男性のうちではなく、「配偶者が出産した男性のうち、取得した人」です。さらに、その56.9%が「5日未満」で、「1ヶ月未満」までが実に83.1%を占めていました。これでも過去最高らしいです。。まぁ徐々に増えてきているということで、前向きに考えよう。。。

 

 資料元は、厚労省のデータ。ざっくり見るなら、下部『関連資料』の『報道用発表資料』を。

www.mhlw.go.jp

 

 早く男性の育休取得が『すごくない』、当たり前の社会になると良いなと思います。だって、子どもは夫婦二人の子どもなんですから。

 

恵まれている製薬業界でも

 しかし、これは単に個々人の意識だけの問題ではありません。政府・企業の制度設計や、社会全体にはびこるジェンダー観を、根本から変えていく必要があります。

 

 ボクが教師になる前に勤めていた製薬業界の友人の反応でさえ、

「男の育休で1年間って、学校も随分先進的やね!」

「そんなんできるん!?先生(の業界)って進んでるなぁ!」

「すごいね!ウチの会社の男性の育児休暇は1週間しかないよ!」

といったものでした。

 

 製薬業界といえば、福利厚生においてはかなりの高水準で、今の教員の仕事より全ての手当てが上回っていました。それでも、です。

 また、大きな組織であれば代わりの人員を補充することができるかもしれませんが、小規模な組織や個人経営ではそうはいきません。

 

 「子どもとゆっくり接したいのにできない」という人が、世の中にはきっとたくさんいると思います。

 

 後日、以前勤務していた製薬会社の同期とそれぞれの育児休暇制度について話したときのことを記事にしました。

 その記事はこちら↓↓↓

ikukyusensei.hatenablog.com

 

今回のこぼればなし

 現在、大阪市の公立小学校には離任式がありません。つまり、子ども達はいざ新年度に登校してから「あれっ、◯◯先生おらんやん!!」と分かるのです。

 

 今年度の始業式は4月10日。少しは寂しがってくれるかな。。

 

 その前に、明日は近隣の中学校の入学式。先月まで担任をした6年生達の晴れ姿を、しっかり見て来ます。